Infra DevOps

インフラ構築のナレッジや、運用の自動簡易化に関する記事を書いていこうと思います

ユーザー作成時、Linux系のUIDをどう採番すべきか

ユーザーをapacheなどのフリーのミドルウェア用、独自のアプリやバッチで動かす用、ベンダから買うようなプロダクト用と分類します。

 

 

まずフリーのミドル用のユーザーについて、サーバーによって若干違うかもしれませんが/usr/share/doc/setup-2.5.58/uidgid

というファイルがあり、そちらが一般的に利用される

ケースが多いユーザのID一覧書いてます。

UID、GID版の/etc/servicesだと思ってもらえればいいと思います。すべてのミドルウェアについて記載しているわけではないので、その場合はここに書いてあるUIDや既存でサーバーに存在するUIDを/etc/passwdから判断してバッティングしないものを選べば良いです。

例えばredisとか動かしたときは/usr/share/doc/setup-2.5.58/uidgidに記載がないので次に書く独自のアプリやバッチで動かす用のときと同じように裁判しました。

 

つぎに独自のアプリやバッチで動かす用のユーザーについて、UID800番あたりがわりと他製品とバッティングせずに使えるので800番あたりがいいかなと。

 

ベンダから買うようなものについてはインストール手順に従っていればいいと思います。OracleなんかだとマニュアルによってUID揃って無いですけどね。。。

 

あと補足ですが、NFSftp、scpなどサーバ間でファイルの転送処理を行う場合、なるべく各サーバーのユーザー名とUIDを合わせるべきです。